Adobe Creative Cloud Pro エディションならAdobe Stockが使い放題
2023/10/01
写真や動画、デザインなどのクリエイティブ制作には、さまざまな種類の素材が必要です。クリエイター向けの素材というと、ストックフォトを連想するかもしれません。
しかし、ストックフォトはダウンロードごとに使用料がかかるため、費用が気になるのではないでしょうか。Creative Cloud 法人向けProエディションなら、リーズナブルな価格でAdobe Stockを使い放題で利用できます。
この記事では、Creative Cloud Pro エディションの特徴やAdobe Stockのメリットについてご紹介します。
Creative Cloud法人向けProエディションとは?
Creative Cloudは、写真や動画、デザインなど、さまざまな制作物に対応したクリエイティブ環境です。サブスクリプション型のサービスのため、毎月同じ料金で利用できます。
Creative Cloudには法人向けのプランもあります。それがCreative Cloud法人向けProエディションです。
Creative Cloud 法人向け Pro エディションには3つのメリットがあります。
Adobe Stockが使い放題
Creative Cloud法人向けProエディションは、Creative Cloudの機能に加えて、Adobe Stockが付属したプランです。Creative Cloud 法人向け Pro エディションを契約すれば、Adobe Stockの高品質な素材(アセット)の大部分が使い放題になります。
Creative Cloud Pro エディションで利用できるのは、写真やイラスト、ベクター、テンプレート、通常3Dアセットです。動画やオーディオなどの素材は、Creative Cloud 法人向け Pro エディションには含まれません。ダウンロードした素材は、Creative Cloudの環境で一元管理し、チーム全体で共有できます。
Adobe Stockを活用するメリットや注意点は、後の項目で詳しく解説します。
今なら初年度無料で利用可能
Creative Cloud法人向けProエディションは、初年度無料でお試し可能です。ただし、キャンペーンには以下の利用条件があります。
- ・Creative Cloud アプリケーションを5ライセンス保有していること
- ・同一VIP契約のCreative Cloud アプリケーションのライセンスが全てProエディションであること
VIP(アドビバリューインセンティブプラン)は、法人向けライセンスプログラムの名称で、アドビ製品を利用するチームはVIPに含まれます。初年度無料キャンペーンを利用するには、同一VIP契約のCreative Cloud アプリケーションのライセンスが全てProエディションでなければなりません。また、アドビ製品のライセンスが5つ以上必要です。Adobe Acrobat、Adobe Stock、Adobe Signは除きます。
多数のデザインツールを利用可能
Creative Cloud法人向けProエディションは、12のデザインツールが利用可能です。
- ・Creative Cloud コンプリートプラン Pro エディション
- ・Adobe Photoshop Pro エディション
- ・Adobe Illustrator Pro エディション
- ・Adobe InDesign Pro エディション
- ・Adobe Audition Pro
- ・Adobe After Effects Pro
- ・Adobe Animate Pro
- ・Adobe Dimension Pro
- ・Adobe Dreamweaver Pro
- ・Adobe InCopy Pro
- ・Adobe Lightroom Pro
- ・Adobe Premiere Pro Pro エディション
人気が高いPhotoshopやIllustrator、InDesignも利用可能です。
Photoshop | 画像や写真の編集・加工・合成が 可能なツール |
---|---|
Illustrator | ロゴやイラストのデザインが 可能なツール |
InDesign | 冊子やカタログのレイアウトが 可能なツール |
Adobe Stockを活用するメリット
Adobe Stockのメリットは5つあります。
- ・素材の数は3億点以上
- ・主要なCreative Cloud アプリケーションと連携
- ・スマートに検索できる
- ・高画質な印刷にも対応できる
- ・素材をチームで共有できる
法人版は契約企業のプロジェクトで利用できるため、アセット(素材)の利用者は従業員全員で利用可能です。
素材の数は3億点以上
Adobe Stockには、2023年9月の時点で3億点以上のクリエイティブ素材が揃っています。また、写真、イラスト、ベクターデータなど、さまざまなタイプの素材をダウンロード可能です。
※Proエディションで利用できるタイプは、写真、イラスト、ベクター及び、一部のデザインテンプレート、3Dアセットとなります。
- ・写真
- ・イラスト
- ・ベクターデータ
- ・デザインテンプレート
- ・ビデオ
- ・オーディオ
- ・3Dアセット
Adobe Stockの素材は世界中のクリエイターが提供したもので、以下のようなメリットもあります。
- ・商用利用できる
- ・クレジットラインの表記が不要(エディトリアル利用の場合は必要)
- ・編集・加工して利用できる
Adobe Stockは基本的にロイヤリティフリー、かつ商用利用可能で、素材を自由に編集・加工しても構いません。
主要なCreative Cloud アプリケーションと連携
Adobe Stockは、クリエイティブ環境のCreative Cloudの主要アプリケーションであるPhotoshop、Illustrator、InDesignなどと連携できます。
Adobe Stockと連携可能な製品は以下のとおりです。
- ・Photoshop
- ・Illustrator
- ・InDesign
- ・After Effects
- ・Dimension
- ・Dreamweaver
- ・Premiere Pro
PhotoshopやIllustratorの画面から、ワンクリックで素材のプレビューを表示したり、ライブラリに追加したりできるため、作業効率がアップします。
スマートに検索できる
Adobe Stockには、アドビの人工知能や機械学習である Adobe Sensei を利用したスマートな検索エンジンが搭載されています。キーワードによる検索に加えて、イメージに近い画像を探す「画像検索」が利用可能です。
画像検索をしたい場合は、検索ボックスのカメラのアイコンをクリックしましょう。画像を直接ドラッグするか、保存先を参照して検索できます。
また、他のストックフォトサービスもキーワード以外にフィルターやビジュアル検索ができます。
高画質な印刷にも対応できる
Web用の画像と印刷用の画像は、求められる解像度(dpi)が違います。例えば、Web用の画像の解像度は72dpiが標準です。印刷用の画像の場合、300dpi以上の解像度がなければ、仕上がりが粗くなったり、キレイに印刷できなかったりする場合があります。
Adobe Stockで提供される素材は、300dpi以上の解像度の画像が多く、印刷にも対応可能です。Adobe Stockを契約すれば、Web、紙媒体の両方に対応できます。また、大きいサイズの看板やポスターに使える高解像度データもダウンロード可能です。
素材をチームで共有できる
Adobe Stockの素材は、Creative Cloudの共有ライブラリに追加できます。ライブラリの画像は、クリエイティブチームで共有可能です。そのため、同じ画像を何度も購入したり、メールでやりとりしたりする手間がかかりません。
また、Adobe Stockのグループ版アカウントを作成し、素材をチームで共有する方法もおすすめです。チームメンバーは、素材をライブラリに追加したり、ダウンロード履歴を確認したりできます。
チームの生産性を高めたい場合は、Adobe Stockを利用しましょう。
Adobe Stockを活用するときの注意点
Adobe Stockを活用するときの注意点は以下の2つです。
- ・クライアント向けの制作物では使用できない
- ・企業で個人版を利用するとライセンス違反になる
クライアント向けの制作物では使用できない
2022年12月5日にAdobe Stockの利用規約が変更になりました。Adobe Creative Cloud法人向けProエディションのライセンスに限り、Adobe Stockの素材はクライアント向けの制作物で利用できません。利用規約の該当部分は以下のとおりです。
『お客様は、(A)Stockアセットに対するライセンスを転売したり、(B)クライアントプロジェクトでPro画像を使用したりしてはなりません。』
デザイン会社や印刷会社など、クライアント向けの制作物にAdobe Stockを利用する場合、従来のAdobe Stockサブスクリプションプランか、クレジットパック(事前にクレジットを購入いただき、それを消費してアセットを購入するもの)を利用しましょう。
企業で個人版を利用するとライセンス違反になる
dobe Stockの素材を企業単位で利用する場合、「グループ版」のライセンスが必要です。企業のクリエイティブチームでAdobe Stockを共用しているにもかかわらず、ライセンスが「個人版」のままの場合、ライセンス違反に問われる可能性があります。
Adobe Stockのグループ版は、実は個人版と料金が変わりません。Adobe Stockをチームで利用する場合は、個人版からグループ版へ移行しましょう。
自分のライセンスが個人版かグループ版かは、Adobe Stockのアカウント名の下にある「プロファイル」の部分で確認できます。「プロファイル」に組織名が表示されない場合、個人版のライセンスのままです。
Creative Cloud 法人向け Pro エディションを導入してAdobe Stockを有効活用
Creative Cloud法人向けProエディションの導入なら、アドビの最上位パートナーである「システナ」にお任せください。アドビ製品専任の担当者がいるため、導入前から運用開始まで手厚いサポートが可能です。
Creative Cloud 法人向け Pro エディションをシステナ経由で導入するメリットや、ご利用までの流れを紹介します。
システナはアドビの最上位パートナー
アドビは、アドビ製品の販売パートナーを以下の3つにランク付けしています。
- ・プラチナリセラー
- ・ゴールドリセラー
- ・サーティファイドリセラー
株式会社システナは、アドビの最上位パートナーである「プラチナリセラー」です。システナには、アドビ製品専任の担当者がいるため、お客様の要望や環境をヒアリングし、専門家の立場から導入方法やプランを提案できます。Creative Cloud 法人向け Pro エディションやAdobe Stockの導入なら、ぜひご相談ください。
ご利用までの流れ
システナ経由で製品を購入する場合、以下の4ステップで契約が完了します。
- ・問い合わせ:まずはお気軽にお問い合わせください。
- ・ご提案:専任の担当者がお客様の要望をヒアリングし、最適なプランを提案します。
- ・お見積り:プラン決定後、担当者から見積りを提示します。
- ・ご発注発注書を確認し、問題がなければ契約完了です。
契約完了後も、利用開始まで5つのステップで案内します。アドビ製品が初めての方でも安心して導入可能です。
Adobe Stockを活用してデザイン業務を効率化しよう!
Adobe Stockは、3億点以上のクリエイティブ素材をダウンロードし、写真や動画、デザインなどの制作物に利用できるツールです。Creative Cloud 法人向け Pro エディションを契約すれば、Adobe Stockの素材が使い放題になります。ただし、Creative Cloud 法人向け Pro エディション付属の Adobe Stock のライセンスの場合、クライアント向けの制作物にAdobe Stockの素材を利用できません。
Adobe Stockの導入なら、アドビ製品専任の担当者がいるプラチナリセラーのシステナまでご相談ください。